英語の文法、発音を学び直そう- 役立つ参考書4選

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学生の時に英語の文法や発音は学んだから、やり直す必要はないと思っていませんか?私がそうでした。文法は大学受験で散々やったし、発音記号だって知っている。でも、それは過大評価でした。文法と発音のルールを理解することで、その後の学習効率がぐーんと上がることを実感しました。

私が英語の学習で試行錯誤し、なかなか伸びなかった時に、ブレークスルーしたのが、文法と発音の学び直しでした。やっぱり、土台(基礎)がしっかりしていないうちに、闇雲に勉強しても、成果が出ないんだということ体験しました。ここでは、社会人になってから、使用し、有益だった4つの本について書いていきます。少しでも参考になれば嬉しいです。

英語耳 ー発音ができるとリスニングができる

英語耳(松澤喜好 著)

本書は、日本語と同じように力を抜いていても英語をほぼ100%聞き取れ、何時間でも疲れを感じることなく聞き続けられる「英語耳」(えいごみみ)を作ることを目的に作られています。

実際、この本だけで、この夢のような状態にはなれないのですが、英語の発音を理解し、何度も練習して習得することで英語耳に近づきます。

私は本書で解説されている子音・母音・Rの発音を毎日、付録のCDを聞きながら3ヶ月練習しました。30分あれば、全章通してできます。舌の位置や喉を意識しながらトレーニングしました。素振りのように毎日継続することで、発音が英語らしくなりますし、英語が聞き取りやすくなっていくのを感じます。

英語リスニング大特訓 ー カンタン英語を聞きいて真似る

英語リスニング大特訓(山崎祐一 著)

読めば簡単な英文も、ネーティブが話すと聞き取れないってことはよくありますよね。その原因は、音の変化やつながり(リエゾン)にあります。本書は、リエゾンについて、音変化のルールが例文とともに収録されています。リスニングが難しいのは話すスピードが速いからだと思いがちですが、この音変化の法則を知って、自分もその法則に従って発音できるようになると、徐々にリスニングが上達してきます。

本書の付録のCDを聞きながら、リスニングのパターン練習を繰り返せば、リスニング力と自分の英語の発音もネーティブに近づいていきます。本書を100回くらいは繰り返したいですね。

キク英文法 ー 例文を音読して文法を理解する

キク英文法(アルク)

大学受験生を対象に作られている本書ですが、社会人が英文法をおさらいする時にも最適です。見開きで、左に英文、右に解説があり、文法を理解した上で、文章を音読していけば、定着しやすくなります。この本の内容をマスターすれば、「話す・書く」の素地が完成します。10周くらいは繰り返したいです。ちなみに、付録のCDはほとんど使用しませんでした。英文の後に和訳が収録されており、私には使いづらかったです。

一億人の英文法 ー「話すため」の英文法

一億人の英文法(大西 泰斗、ポール・マクベイ著)

こちらは、ネイティブの意識・感覚をベースに文法事項を解説しています。難しい文法用語は一切用いられておらず、よくある文法書とは一線を画しています。660ページほどの分厚い本です。なるほど、と腹落ちしながら読み進めていく感じです。

英語の学習って、本当に長いジャーニーです。効率良く、根気よく、楽しく、継続していきたいです。習慣化!習慣化!

See you!

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